山·川·海そして、里への影響について

現在方法書の段階であり、具体的な計画が見えてきませんが、風力発電建設地の山頂にたまる雨水の問題、川·海への土砂流出による林業·漁業への影響、地下水流への影響など、懸念される点は数多くあります。

さらには、野生生物が山から里に下りてきて農作物に被害を与える心配も挙げられます。地球規模の気候変動が起こっている今日、土砂災害も懸案材料です。

オリックス株式会社が計画している風力発電事業は、過去に前例のないほど巨大な計画で、巨大な風力発電が環境に及ぼす影響について現時点では、あまりにも不明な点が多く、想定外な影響が出ても、風力との因果関係の立証が極めて難しいのが現実だと考えられます。

長い年月をかけて育まれてきた自然環境は、一度、壊されてしまうと、元に戻すことはできません。

しまんとに暮らす子どもたちの将来のためにも、私たちの誇りである四万十川の自然と景観を破壊する可能性の高い巨大風力発電について、今一度、計画そのものを見直すべきではないでしょうか?

今回のオリックス株式会社による大規模風力発電計画は、一時的には四万十町や四万十市の税収増や地域の雇用を生み出すかもしれません。

しかし、それと引き換えに何を失うのかを考えていただきたいのです。

この事業計画が、日本の、世界の財産である四万十川流域の景観と生態系を大きく変えてまでして、行うほどの事業なのか、多くの疑問が残ります。